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新人のオンボーディングは本当に上手くできていますか?

新人のオンボーディングは本当に上手くできていますか?

NEWONE事務局

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エンゲージメント向上や人材開発・組織開発全般に関するお役立ち情報やメソッドを発信してます!

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多種多様な研修を取り扱っております。

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(株)NEWONEの上林です。
2022年度が始まり、4か月が経ちましたが、自社の新入社員はいかがでしょうか。

兼業や副業が加速化され、またリモートワーク等も当たり前になり、今までの受け入れ方から変えていく必要がある昨今。

改めて、新入社員のオンボーディングにおいて、何が大事かについてまとめてみたいと思います。

入社後から右肩下がりのエンゲージメント

アトラエ社の「wevoxの全利用企業における新入社員のエンゲージメントスコアの変化」を見ると、入社直後が高くて、そこから右肩下がりの結果です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000021544.html

エンゲージメントが高く入社しても、その後下がってしまう事実。
ただ、それも当然かもしれません。

エンゲージメントとは、”婚約”とも訳されますが、
採用活動を通じて内定受諾をするプロセスは、個人(学生)と会社がエンゲージされている状態です。
一方で、配属を経過すると、個人(新入社員)とチーム(部署)がエンゲージされる状態に変わります

婚約を想像するように、対象を変えて簡単にエンゲージできるわけではありません。
すなわち、このエンゲージ対象を上手く変えることこそが、オンボーディングにおいて大事なことでもあります。

新卒採用に莫大なお金を投資している場合もあるのに、配属に対しては、同じようにパワーをかけているでしょうか。

その事実と向き合うことがオンボーディングにおいて大事なことでもあります。

NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。

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チームに対するエンゲージメントを高めるためには

エンゲージメントを婚約で例えると、対等で前向きなつながりが大事な概念です。

一方で、入社直後のオンボーディング時期は、元々のチームが強く、新入社員との関係が上下になりがちです。

そういった状態の中で、新入社員がチームに対して前向きに貢献したくなるために、

・チームのビジョンやカルチャ-を新入社員に伝え、共感して一丸となれる状態を作る
・新入社員が受け身ではなく、自分からチームに働きかけるようなアクションを起こせる状態を作る
・新入社員のチームに対する取り組みに対して、貢献の手応えを感じる状態を作る

というようなことが大事であり、企業として、また各チームとして、そのようなことが出来ているかを考える必要があります。

NEWONEのオンボーディングアプリ

エンゲージの対象を変えるという重要なミッションがあるオンボーディング。
それを支援するために、弊社NEWONEでは、オンボーディングを支援するアプリを今年から提供しています。

1. 新入社員に対して、チームにオンボーディングするための具体的なアクションが明示される
2. 新入社員の行動や発言に対して、同期やトレーナーが、イイネやコメントを入れることができる
3. (現在機能拡張中ですが)各人の行動情報を見ることができるため、同期同士で切磋琢磨できたり、トレーナー同士が刺激し合いかかわりの底上げができたり、新人一人ひとりの行動履歴をもとにした1on1を支援することができる

というようなことが可能であり、新人をただ馴染ませるのではなく、
チームや会社へのエンゲージメントを向上することを後押ししています。

1か月3000円(新人15人単位)のツールで、これからの時代のオンボーディングに。
興味がある方は、是非ご連絡ください。

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https://new-one.co.jp/seminar/cocolabo-onb/


■プロフィール
上林 周平(kambayashi shuhei)

大阪大学人間科学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
官公庁向けのBPRコンサルティング、独立行政法人の民営化戦略立案、大規模システム開発・導入プロジェクトなどに従事。
2002年、株式会社シェイク入社。企業研修事業の立ち上げを実施。その後、商品開発責任者として、新入社員〜管理職までの研修プログラム開発に従事。
2003年より、新入社員〜経営層に対するファシリテーターや人事・組織面のコンサルティングを実施。
2015年より、株式会社シェイク代表取締役に就任。前年含め3年連続過去最高売上・最高益を達成。
2016年、若手からのリーダーシップを研究するLeadership Readiness Lab設立し、代表に就任。
2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、エンゲージメントを高める支援を行う株式会社NEWONEを設立。
米国CCE.Inc.認定 キャリアカウンセラー