NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
・キャリアへのアンテナが高い世代
・人材流動化が進んでいるビジネス環境
・1社で勤め上げることが前提ではない労働観
など、様々な文脈から定着率を高めることの難しさは語られてきましたが、以下の、「入社直後(4月)の新卒社会人によるdoda登録数が、過去13年間のうち最多となり、2011年比ではなんと約30倍になった」というデータを目の当たりにした時に「いよいよこれまで通りではやばいぞ」と強烈な危機意識を持ちました。
実際に数年前から就社意識の低下というテーマは言われてきたことではありますが、このデータが表しているのはただ4月時点で転職を考えている新入社員が多いということだけではなく、「片足上げたまま入社する世代」であるということで、40年勤め上げることはなくても、入社時は少なくとも会社に対する覚悟を持つ(=両足ついて入社する)ことが前提だった世代とも明らかな変化が生まれていることを痛感するデータだと思います。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
片足上げて入社してくる新入社員が定着するために必要な職場育成とは?
様々な就活データで「コロナ禍になり「安定・安心」を求める傾向が増加しています」と表現されていますが、実際に今の世代が求めている「安定・安心」とは何なのでしょうか?
以下のデータにもある通り、「安定・安心=大企業・業績が良い会社」という考えよりも
「安定・安心=自分に合った環境であること」が求められていると考えています。
引用:サポネット 2023年卒学生に調査!企業選びの本音に迫る|学生にとっての「安心・安定」「成長環境」とは?https://saponet.mynavi.jp/column/detail/s_saiyo_s20221004170952.html
結局は「この会社でやっていけそう」「この人たちと働いていけそう」という手ごたえを配属初期に得られるかどうかということが今の世代にとってはキーになってきています。
だからこそ、配属初期の段階で転職という判断もできるようになっていたり、違うと思った環境で我慢をするという選択を取らないようになってきたりしています。
どれだけ配属前の研修で担当者様が手塩にかけてマインドセットを行っても、結局は「配属後の受け入れ・職場のかかわり」が定着可否の大部分を決める影響力を持っていると言えます。
とはいえ、人事という立場からは職場育成を設計するうえでさまざま悩みや難しさがあることも事実です。
・職場が忙しくて受け入れに協力的ではない
・職場のリーダーによって風土が全く異なり、一律で職場育成を設計することに限界がある
・配属後は業務を覚えさせることが優先になり、人事としての育成に介入がしづらい
など、職場育成を設計するうえでは職場が抱える問題も大きく絡んでくるため、一筋縄では解決できません。
また、職場が抱える課題は会社によって異なり、正解が無いことも難しさの一因となっています。
そこで、今回は以下のセミナーにて弊社が23年度で支援をさせて頂いた企業様で
「職場育成設計の成功例」と言える事例を3パターンご紹介し、自社に最も当てはまるアプローチを持ち帰って頂くという機会をつくらせていただきます。
「あとは職場に任せた」という育成では難しい時代がもう来ています。
是非みなさんで人事の立場からできる職場育成の設計について考えていきましょう。