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組織の在り方が変わると社員のキャリア自律も必要になる

組織の在り方が変わると社員のキャリア自律も必要になる

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著者

大槻 美幸

著者

大槻 美幸

大学卒業後、IT機器メーカーへ営業として従事、その後株式会社シェイクに転職し、2018年1月に株式会社NEWONEに創業メンバーとして参画
管理職主導型の組織開発事業部のマネジャー(シニアHRパートナー)として、「上下の関係性を想いでつなぎ、組織へ循環させる」ことをテーマに若手から管理職層まで人材育成や組織開発コンサルティング、研修設計などを幅広く実施し、顧客の課題解決に向き合う

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

先日、約80名の若手から中堅層、管理職向けにキャリア自律をテーマにした研修を実施させていただきました。

これまではあまりキャリアに対して向き合う機会を付与する研修はされてきていませんでしたが、今後ますます会社の状況が変わっていく中で、より自分の意思や熱量高く、あきらめないでやりきることが求められてきます。

自分自身のキャリアを本気で考えているか、自己決定できているか、を見つめなおしてほしいというご担当者様の想いから、一緒に研修企画・実施をさせていただく運びとなりました。

環境に依らず主体的にキャリアを築く力を高めるために、自身の現状を見つめ直し次のステップへ一歩踏み出すことをゴールにおいて、ご自身のキャリアについて向き合っていただきました。

受講者の声としては、
・今までキャリアについて考えることを避けてきたので、自分は思っていたより、やりたいことがあったと気づき今までで一番自分のことについて考えられた
・普段モヤモヤしていた事が整理される感じがしてすっきりした。キャリアについて考えると聞くとフレームが大きく感じるが、テーマに沿って書き出す事で、頭の中で考えている事、口には出していない気持ちがわかった
・次のステップのヒントになり、自分の経験を見直すことがあまりなかったので、良い機会だった。新しい自分の価値観にも気づけた

年次や職種によって差はありましたが、普段忙しい中でキャリアについてじっくりと考える時間がなかなか持てていない状況下で、キャリアについて見つめなおす時間となり後押しにつながったと感じます。

今回の研修をきっかけに今後もキャリアについて考え続ける、磨き続ける事を職場で促していただきたいです。組織の変革期であるからこそ、組織一丸となって自分も会社を創る一員であるのだという自覚をどれだけ持てるかが今後のキーになると考えます。

例えば、マネジメント層のキャリア支援力の強化によって、今回の研修のみならず、定期的にキャリアについて考え続ける癖付けが大事になります。日頃より内省を促すことで、磨き続けることになると思いますので、1on1を徐々に定着化させるなど、日々のマネジメント層のかかわりが大事になってきます。

また、会社の変革期であるからこそ、ミッション・ビジョン・バリューの浸透強化を目的に、目指す方向性を示し続け、それらに対して自分たちがどのように組織に対する主体的な貢献意欲を持ちながら体現していけるかが大事なので、プロジェクトメンバー等を募って、メンバーからも会社を創るという参画意識が芽生える機会を設けても良いかもしれません。

今後も我々は、職場で組織やチームのために貢献したいと思う人をサポートすべく、現場の方々に寄り添ったソリューションを提供して行きたいと思います。