こんにちは、NEWONEのごんです。
私の母は今年で69歳になります。
孫が3人いるのですが、決して「おばあちゃん」とは呼ばせません。
「もんちゃん」というのが母のあだ名ということもあり、孫には「もんもん」と呼ばせています。
私も息子も「もんもん」と呼んでいますが、
まだ2歳なので、たまに1個増やして「もんもんもん」と呼んでます。
みんな気づいてないですが、
「いやいや、つの丸じゃねーから」と私はいつも笑ってます。
また、敬老の日にプレゼントを渡したら、すごく怒られました。
「来年はいらないから!!」と強く言われてしまいました。
プレゼントを渡して怒られたのは多分初です。
何が言いたいかというと、
最近、シニアの人、めちゃくちゃ元気じゃないですか??
私が小学校の頃の記憶は、正直60歳超えた方は結構、おじいちゃんであり、おばあちゃんだった気がします。もちろん私が幼かったのでその分のギャップがあったということかもしれませんが、それでも最近の60代~70代は圧倒的に元気な気がします。
人生100年時代という言葉が流行って何年か経ちましたが、
リアルに元気なシニアの方を見ていると実感してきます!
みなさんの周りのシニアの方はいかがですか?
また、先日急に「もんもん」が仕事を始めました。障がい者向けの介護の仕事を週1で行ってます。
色々思うとこもありますが、今回は一旦横に置き、実際働く上にあたってどんな感じだったのかを聞いてみたのですが、一言、
「この年で仕事を見つけるのは思ったよりも大変ね!」
69歳の職探し。
決して他人事ではないし、レアなパターンではないなと親世代をみて最近強く、強く感じています。
実際、シニアの方の働く意欲はどうなっているのでしょうか?
「働けるうちはいつまでも」の人を含めると70歳超えても働きたいという数がなんと79.7%
逆にいうと、ほとんどの方が「働きたい/働かないといけない」状況であることがわかります。
一方、働く環境に関してはどうでしょう?
あるサイトに載っていた仕事一覧です。
さて、みなさんに一つ質問です。
「65歳になったらどの仕事をしますか?この中から選んでください。」
もう一つ質問。
「自分の親の再就職先に何をお勧めしますか?この中から選んでください。」
上記6つの仕事が良いとか悪いとかではなく、
60歳を超えて初めてやるとなると、肉体的にも精神的にも結構しんどいなーというのが私の正直な感想です。
みなさんはいかがでしょうか?
自分には関係ない・・・ホントに?
つまり、今日本で何が起こっているのかというと、
シニアはますます元気になってきていて、働く意欲も高い。
一方、働く環境はあまりなく、あってもシニア「だから」できる仕事。
ではなく、シニア「でも」できる仕事。
約40年、仕事人間としてただひたすらに頑張り、走ってきた昭和のサラリーマン。
そんなの時代遅れだ!といって切り捨てるのは簡単だけど、本当にそれでいいのかな?
頑張って日本を支えてきた人の自尊心を無視して、「お疲れ様です。次の選択肢はこの6つです、選んでください」はさすがに寂しいし、めちゃくちゃやるせない。
そんなことを強く想い、今回私は、
60歳を超えても働きたいように働ける世の中にしたい
頑張ってきた人の自尊心を守れる雇用形態を生みだす
というミッションを掲げてシニア向けの事業をNEWONEにてスタートすることにしました。
最終的には、日本中の企業の中にシニア「だから」できる仕事を創り出し、
そこで楽しく働くシニアを1人でも多く増やしていきます。
そこに向けて、まずは
企業で働くシニア個人のキャリア開発支援からスタートします。
人生100年時代において、今までのキャリア観は崩壊し、新たに自身で人生を設計をする必要があります。当然シニアも例外ではなく、むしろ先頭をきって誰も経験したことのないキャリアを築いていくことになります。
そのためには、ただ働く意欲があるだけではダメで、シニア1人ひとりが意識と行動を変えることが必須です。
ただ、年を重ねれば重ねるほど、人は変化を嫌います。
だからこそ、まずはそこと向き合い、企業から必要とされるシニアになるべくサポートしていきます。
その先に新しい働くのカタチがあると信じて頑張ります!
もし想いに賛同してくれる方がいれば一緒に盛り上げていきましょう!!
と、いう話を先日もんもんにしたら、
「へー、頑張って!!ただ私はシニアじゃないけどね」
・・・
まずは、シニアが気に入る「シニア」を指す言葉をつくろうかな。。。
株式会社NEWONE 取締役
権 海瑩 (ごん へいよん)
大学卒業後、ソフトバンク株式会社に入社。
IT製品の流通営業を大手Sier向けに行い、3年目には営業トップの売上をあげる。
その後、新規事業の立ち上げメンバーとして、商品企画/販売にも携わる。
2012年 人材育成・組織開発企業である株式会社シェイクに入社。
新入社員育成から組織風土改革まで幅広くソリューション企画・提案に携わる傍ら、
ファシリテーターとして新人~管理職層向けの研修に登壇。
2017年7月に和の大学 株式会社を立ち上げ、取締役に就任。
「和のエッセンスを日常に。」をコンセプトにした人材育成を探求している。
2017年9月、人生100年時代の働き方をリードすることを目的に、
生産性向上やイノベーションなどを支援する株式会社NEWONEを設立。
現在は、「60歳を超えても働きたいように働ける世の中にしたい!」という想いのもと、
シニア層(50代)向け『人生100年キャリア開発プログラム Corekara』を開発、2019年7月にリリース。