HR Techでマネジメントを少しでも“楽に”

こんにちは。NEWONEの坂本です。
管理職研修を実施する際、わたしはいつも「今の管理職の方はほんとうに大変だな…」と感じずにはいられません。

これまでは、長時間労働を厭わず、指示をしていれば黙ってついてきた男性部下をマネジメントする「画一的な」マネジメントスタイルが当たり前でしたが、昨今は、女性、時短勤務者、LGBT、外国人など多様な人をマネジメントすることが当たり前の時代です。

また、最近の若手は「意味/価値世代」とも言われ、「黙ってやれ」では動かない世代なので、1人1人を観察して、相手に合わせたかかわりが求められます。世間は、セクハラ・パワハラなどコンプライアンスに厳しく、気軽に飲みに誘うこともはばかれる風向き。働き方改革で労働時間は短くしなければならないうえに、外部環境の変化が激しく、業務の難易度も高まる中で、自分自身もプレイヤーとして結果を出すことが必須です。

さらに組織に対するエンゲージメントも高めて、部下の離職リスクも減らしていかなければならない。これらをすべて実行できるのは、ほんとうにスーパーマンのような人なのではないかとさえ思います。

先日、弊社はアトラエ社と提携し、エンゲージメント診断ツールである「wevox」を導入しました。
マネジメントスキルの高度化が求められる時代、定期的に自身でチェックする「体重計」のように、自身のマネジメントを見直し、チームパフォーマンスを振り返るツールとして使っていただきたいと思っています。そして、このツールを有効に使って頂けると、ほんの少しでもマネジメントが“楽”になると思っています。そのポイントが以下の3つです。

 

1. 部下に対するかかわり方の「生産性」を高められる

先日、ハウスメーカーの部署長を対象に、wevoxを使った組織マネジメント研修を実施させていただきました。
そこで、ある受講者が「裁量を与えることがやりがいにつながると思って任せていたが、(結果を見て)相手にとってはそうではないと気づいた。」とおっしゃっていました。

部下のためによかれと思ってやっていたことが、相手にとっては逆効果であることは、実は結構あるのではないかと思います。ただでさえ、忙しい状況に置かれている管理職の皆様ですから、どうせ同じ時間かかわるなら、相手に届くかかわりだけをしてほしいと思います。
そうした意味で、どんなアプローチが相手に響くのかチェックし、かかわり方の“生産性”を高めるツールとしてwevoxを使っていただければと思います。

2. 優先順位(劣後順位)をつけやすい

エンゲージメントを構成する要素は様々ありますが、すべてに対応することは正直無理です。
時には、「今手をつけなくてもいいこと」を決め、手を打つべき部分を選択することが、忙しい管理職の方には必要だと思います。

例えば、複数グループをマネジメントしている管理職の場合、今注力して目をかけるべきグループはどこなのかが、wevoxによって一目瞭然になったりします。1つの部署単位でみる場合でも、スコアのものたりないところを改善していくのか、強みを伸ばしていくのか、アプロ―チ方法はいろいろとあると思いますが、wevoxの結果を見ると「この時期は〇〇を意識する」と取捨選択することできます。
そして、意図をもって打ち手を選択していくことが、マネジメントスキルの向上と手ごたえにつながっていくと考えます。

3.チームメンバーを巻き込むきっかけとなる

wevoxはその数値を伸ばすことが目的ではなく、これらの結果をもとに、メンバーと対話をし、「そもそも理想的なあるべき組織像はどこなのか?」を作り上げていくことが最大の目的です。管理職1人が組織作りをしていくのではなく、メンバーを巻き込み、一人ひとりが良い組織づくりをしていくことが大切ですし、wevoxというツールはその対話のきっかけにピッタリです。

例えば、「wevoxを見て結果を受け止めたよ」とメンバーに話してみるだけで、メンバーは嬉しく感じます。
弊社でも、wevoxを使っていますが、メンバー同士で少人数のグループを組み、結果を開示し合いながら現在の自分の状況を開示していくという取り組みを始めました。

メンバー同士でお互いの状態を見ながら助け合っていくことができれば、管理職の負担は軽減すると思います。うまく使えば、wevoxはメンバーの組織に対する当事者意識を高めることにつながり、管理職の方が1から10まで介入しなくとも、より良いチーム作りをしていくことができると思います。

 

以上のように、wevoxという1つのツールをうまく使って頂くことで、管理職の方がほんとうに自分がすべきことだけに集中し、チームのパフォーマンスを高めることが可能になるのでないかと考えます。

こうした診断は、ともすると管理職の方を監視し、評価するためのものと受け止められてしまいがちですが、決してそうではありません。最新のHR techで、マネジメントを少しでも“楽に”、“楽しく”できるようなサポートをしていきたいと切に思っています。

 

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