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“忙しさ”に負けずにエンゲージメントを向上させるためには

“忙しさ”に負けずにエンゲージメントを向上させるためには

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著者

今西 睦

著者

今西 睦

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員・若手から管理職まで幅広い階層を支援している。また、組織開発の一環としての社内イベントの企画・運営を行う。

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2月に入り、年度末が近づいていることで、繁忙期に入られている企業様は多いのではないでしょうか。

業務量が増え、効率よく仕事を進めることが求められる一方で、心身の負担も大きくなり、エンゲージメントの低下につながることも少なくありません。昨今、「生産性向上」と「従業員エンゲージメント」の両立が求められる中で、忙しい時期でもチームのパフォーマンスを最大化するにはどうすればよいのでしょうか?

この問いに対して、繁忙期こそ「目的」を意識することが重要 だと考えます。

忙しさに流されると目の前のタスクをこなすことに精一杯になりがちですが、仕事の本質的な意味を見失わないことが、生産性向上とエンゲージメント維持のカギになるのではないでしょうか。

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目的を明確にするためのポイント

①自己視点だけでなく、相手視点を持つ

仕事の目的をとらえるためには、「自身にとって、この仕事にどのような意味があるのか?」 に加えて、「相手にとってどのような意味があるのか?」 という視点を持つことが大切です。このように自己視点と相手視点の両方で考えることで、目的がより明確にすることができます。

②関係者と解釈をすり合わせる

仕事の目的をより明らかにするためには、関係者と「目的」と「ゴール」の認識をすり合わせることが大事です。例えば、「今回の仕事は、目的を●●ととらえ、▲▲というゴールを設定しました。認識のズレはないですか?」と、事前に確認することで、認識のズレを防ぎ、正しい目的に対して行動を起こせると考えます。

手段から考えると単なる作業になってしまいがちですが、目的を軸に考えることで、本当に必要な行動が明確になります。その結果、無駄な工数を減らし、より効率的に業務を進めることができます。

一方で、分かっていても、仕事が忙しくなる繁忙期は目的を忘れてしまうことも多いと思います。

だからこそ、チームでお互いに「この仕事の目的は何か?」と問いかけることで、生産性を高めることができ、エンゲージメントも高めることができるのではないでしょうか。