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成長角度を上げる振り返りの工夫とは?

成長角度を上げる振り返りの工夫とは?

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著者

高藤 賢

著者

高藤 賢

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員から管理職層まで幅広い階層を支援。社内では提案書の集約システムの構築、社内マニュアルの管理等、業務効率化に向けた仕組みづくりを行っている。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
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「振り返れば成長する」
そう思って振り返りはしていたものの、なかなか成長実感を得られていない。

年末年始に昨年1年間を振り返るなかで、成長実感を得られない状況をどうしたら打破できるかと思っていた自分がおり、

「もっと効果的で、成長角度が上がるような振り返りには何が必要か」
に関するヒントを探していたとき、思わぬ本からヒントを得ることができました。

その本は『メモで自分を動かす全技術(著者:高田 晃 )』。本記事では、本の中で非常に印象に残った言葉とともに、成長角度を上げる振り返りの工夫をご紹介いたします。

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自分と向き合う振り返り「一人戦略会議」

本を読んでいく中で、まず印象に残ったのが「一人戦略会議」という言葉。

自分自身、振り返りというと正直内省というより「反省」のイメージが強く、振り返りという言葉自体をプラスな印象の言葉にしたいと思っていました。著者の高田氏曰く、

振り返り =一人で黙々と振り返りながら未来について思考にふける行為

ということで、振り返りという言葉を「一人戦略会議」と表現しているそうです。弊社の経験学習サイクルの記事でも触れていますが、NEWONEの中での「振り返り(内省)」の位置づけは、次の実践の際にこの経験をどう生かすかの教訓を考えるための行為であると捉えており、その意味合いが一発で伝わるような表現だと感じました。

また、本書を読む中でもう一つ印象に残った内容が、
「自分の持っている時間の1%を一人戦略会議の時間に充てる。それにより、残り99%の時間を豊かにする」

という内容でした。自分自身、どれくらいの時間を振り返りに充てるか、についての基準を全く持っておらず、また1%の時間も振り返りの時間を取れていないことに気づき、刺激を受けました。

※(参考)1%の時間
1日24時間の1%=約15分。1週間の1%=約1時間半。
1か月の1%=6時間。3か月の1%=約2日間。1年間の1%=5日間

また、本書の中では「普段と異なる環境でやる」「他力を活用する」等のTIPSも触れていたこともあり、折角ならこのタイミングで「成長角度を上げたい今の自分が振り返りで意識するべきことは何か」を考えようと思いました。

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成長角度を上げる振り返りに必要な要素とは?

ざっくりな内容ではありますが、以下のスライドに「成長角度を上げる振り返りに必要な要素」をまとめてみました。

いかがでしょうか。

自分自身、上手く成長実感を持てないときを振り返ると、自分に響く内容ではなかった等、スライドを作成した自分にも刺さる内容でした。

この内容を思考する中で、
どのように振り返る観点をブラッシュアップすればいいのか、という問いが浮かびました。よくよく考えてみると、振り返る観点は「目標」と近しい概念であり、SMART Goalのフレームを活かすことができると考えました。

以下、参考までに「新入社員だったら、どのように振り返り観点をブラッシュアップができるか」の具体例を挙げました。

もし、成長角度を上げる振り返りをしたい方がいらっしゃればご参考になれば幸いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでくださったご本人が周りとは一味違った振り返りをし、成長角度を挙げるにきっかけになったり、この記事をもとに周囲との振り返りがより有意義なものになりましたらうれしく思います。