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地道なことをコツコツ積み重ねた結果は、必ず強い組織づくりにつながる

地道なことをコツコツ積み重ねた結果は、必ず強い組織づくりにつながる

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著者

大槻 美幸

著者

大槻 美幸

大学卒業後、IT機器メーカーへ営業として従事、その後株式会社シェイクに転職し、2018年1月に株式会社NEWONEに創業メンバーとして参画
管理職主導型の組織開発事業部のマネジャー(シニアHRパートナー)として、「上下の関係性を想いでつなぎ、組織へ循環させる」ことをテーマに若手から管理職層まで人材育成や組織開発コンサルティング、研修設計などを幅広く実施し、顧客の課題解決に向き合う

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

2023年3月期からの人的資本情報開示要請が始まり、エンゲージメントスコアの開示が当たり前になりました。
エンゲージメント向上において、日々の管理職の方によるメンバーへのかかわり方がより重要視されています。

そんな中、数年前からご一緒している金融業界の企業様にて、エンゲージメント向上施策のノウハウ共有ワークショップを実施させていただきました。全国の支店から支店長と課長が一斉に集まり、オンラインで参加いただきました。
支店長と課長がタックを組みながら、各部店のエンゲージメント向上施策の取り組み状況をシェアいただき、お互いのノウハウを双方で学び合う時間となりました。

その会社様は3年ほど前からエンゲージメントに力を入れられており、

・初年度はエンゲージメントの理解
・次年度は承認の重要性
・今年度はコーチングの重要性

をテーマにその時の課題感に合わせて継続的に実施しております。

初年度は、トップダウンの気質があり数字達成が1番であるという組織風土の中、エンゲージメントって本当に高める必要があるのか?と半ば疑心暗鬼なマネジメント層の皆様でしたが、約3年間、活動を継続されてきた中で、エンゲージメントの重要性について腹落ちをされている方々が増え、今年度は「よりメンバーの主体性を高めてエンゲージメントを高める為には何か必要か?」という問いに対してより深く向き合っていただきました

各支店のエンゲージメント向上における取り組み施策のバリエーションが豊富になっているのを感じました。
それは、今までは一律で管理・統一するというマネジメントスタイルから、価値観や働き方が多様化している中、より個人の一人ひとりを尊重するマネジメントに変化しているからであると感じました。どのようにエンゲージメントを高めるかを試行錯誤しながら考えている結果だと思います。

参加者の皆様からは、

・他の部店の○○の施策が有効そうだから、我々も明日から取り入れてみよう
・主体性を促すために、日々のかかわりで、ティーチングが多かったことに気づいた、コーチングを意識してかかわろうと思う

等といったポジティブな声が多くありました。

一部の部店は、これまでに行った地道な施策の効果を実感しており、エンゲージメントスコアも向上したという事例をワークショップ内で共有されていました。

地道なことをコツコツ積み重ねた結果は、必ず強い組織づくりにつながるというのを、感じられたワークショップでした。
結果がわかりづらい世界ではありますが、引き続き弊社にできる限りのご支援をしていきたいと思います。