#代表コラム

変化が問われるニューノーマル時代の新入社員受け入れとは

(株)NEWONEの上林です。
2021年9月末で4回目となった緊急事態宣言は解除となりましたが、この1年半を通して、働くという環境は大きく変化しました。

テレワークが当たり前になり、皆が同じ場所に居続けるという前提が無くなってきました。
その結果、多様な人が働けるようになったり、個人としてのパフォーマンスが向上する人も多くなったり、メリットも多くありました。

一方で、テレワーク環境でのマネジメントは慣れつつありますが、新入社員受け入れという点に関しては、いまだ難しさがつきものです。
見て学ぶという「観察学習」が行いにくい点や、新入社員のメンタル含めた状態が見えにくい点、会社とのつながりの弱さがある点などがよく挙げられます。

新入社員を見ると、時代の変化の中で「石の上にも3年」というような前提は無くなってきており、新入社員側としても早めの手応えが大事であり、会社側としても人材流動が容易な中でコストをかけて採用した新入社員をしっかりとグリップすることが大事になっています。

難しさとともに、非常に大事な位置づけとなるのが新入社員の受け入れです。

デジタルがどんどん活用される中で、これを機に、今までとは違う新たな形をデザインすることが大事です。

入社受け入れのゴールを見直す

終身雇用が前提の中で、人材が流動化しづらい状況であると、最初手応えが感じにくい状況であっても、我慢はしやすい状況です。
また、長期に自社で活躍することを前提とするので、馴染みながら、一つずつ知識やスキルを積み上げていくことを大事にするでしょう。

そういった環境下において、新入社員受け入れのゴールは、
会社のルールや仕組みを理解して従うことができ、最低限必要な知識とスキルをインプットすること
というような形になります。

このゴールであると、個人のらしさが削がれ、会社の型にはまる形になることも多く、受け身型人材になってしまう可能性は高いです。
また、時代の変化の中で、他社に移るという選択肢をとる人も増える可能があります。

すなわち、環境が変わっているからこそ、新入社員受け入れのゴールも変わるべきです。

具体的には、
「会社のルールや仕組みを理解して従うことができ、最低限必要な知識とスキルをインプットすること」
ではなく、
・新入社員本人側「自発的にチームに貢献したいと思い、行動できる
・チーム側「共に働く仲間として受け入れ、さらに良いチームにバージョンアップする
ことが大事です。

会社・チームと新入社員が、
縦の従属関係で従うではなく、対等の横の関係から加わるという変化が大事です。

皆さまの会社では、新入社員受け入れのゴールはどちらになっているでしょうか。

働き方の変化は不可逆的な側面もある中で、
コロナ禍で変化のある今のタイミングで、新入社員受け入れのゴールも変更することが必須だと思います。

受け入れゴールの変更に対する支援とは

新入社員本人側:自発的にチームに貢献したいと思い、行動できる
チーム側:共に働く仲間として受け入れ、さらに良いチームにバージョンアップする

を目指していくと、
新入社員本人は、受け身的に覚えるのではなく、自発的に行動して手応えを感じる機会を作ることが大事です。

また加わり方も、新入社員一人で頑張って溶け込むのではなく、チーム全員で新たな形を作り上げる意識が大事です。

このゴールに向けての行動は、今までと違うものであり、忙しい職場単位では、なかなか実施が難しかったりします。

この難しさの中で、大事な変革を後押しする支援ができるか、
これからの未来を見据え、職場に武器を渡すことができるか、
会社全体を見た時に、非常に大事なポイントです。

その変革の支援として、NEWONEでは、
職場での実行支援ポータル「ココラボ」の中で、新入社員受け入れを支援する「オンボーディング」というアプリケーションをリリースしました。

新入社員受け入れの具体的なポイント

オンボーディング」のアプリでは、これからの新入社員受け入れのゴールを踏まえて、以下のような機能で支援しています。

1. 新人が自発的に行動しやすくなるアクションリストの明示
正解がわからない環境において「自身の成長ポイントを振り返ろう」「チームのマニュアル等の有益情報の場所を確認しよう」というような具体的なアクションが明示されることで、迷うことなく自分から行動できる支援を行います。

2. チーム全員が共通認識を持つために、状況をレーダーチャートで把握
新入社員が加わり、共に働く一員となるために、「チーム理解行動」「自己成長行動」など5つの項目で現状の行動度合いをレーダーチャートで可視化し、新人だけでなく、上司や職場のメンバー全員が見ることで、共通ゴールに向けて進めていく感覚を掴めます。

3. 入ったばかりの新入社員の機微な状態をデイリーチェックで明確化
わからないところが多く、不安定になりがちな時期に対して、「ばっちり」「プライベートでちょっとモヤモヤ」「仕事の進み具合が不安」という選択肢から回答することで、機微な心理状況を気楽にシェアすることができます。

4.  新人が取ることが望ましいアクションを先輩にヘルプできるシェア機能
望まれる行動が「アクション」として明示されても、どのように行動して良いかわからず、不安になる人も多いです。そういった場合、アクションのシェア機能で、チームメンバーに「苦戦中」「順調」という状況を簡単に行えるので、周りのメンバーが容易にかかわることができます。

5. それぞれのアクションやコメントに”いいね”が押せる承認機能
日々のデイリーチェックやアクションの達成、アクションのシェアなどに対して、上司や他メンバーが気楽にコメントしたり、”いいね”を押すことができるため、新入社員が安心感を持てたり、チームに貢献したくなる状態を作り上げます。

職場の変革を支援するために

オンボーディングアプリを使った3か月間走り切る中で、今までとは違う新しい受け入れ”体験”を皆で味わうことができます。

現場の受け入れや育成を、人事側として支援がしづらいという意見もある中で、こういったツールで、現場のマネジャーやトレーナーの支援を行うのはいかがでしょうか。

現在、先行リリースとして、無料プランでご活用できますので、ご興味ある方は、まずは一度使っていただければと思います。


https://cocolabo.club/onboarding

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■プロフィール
上林 周平(kambayashi shuhei)

大阪大学人間科学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
官公庁向けのBPRコンサルティング、独立行政法人の民営化戦略立案、大規模システム開発・導入プロジェクトなどに従事。
2002年、株式会社シェイク入社。企業研修事業の立ち上げを実施。その後、商品開発責任者として、新入社員〜管理職までの研修プログラム開発に従事。
2003年より、新入社員〜経営層に対するファシリテーターや人事・組織面のコンサルティングを実施。
2015年より、株式会社シェイク代表取締役に就任。前年含め3年連続過去最高売上・最高益を達成。
2016年、若手からのリーダーシップを研究するLeadership Readiness Lab設立し、代表に就任。
2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、エンゲージメントを高める支援を行う株式会社NEWONEを設立。
米国CCE.Inc.認定 キャリアカウンセラー