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エンゲージメント向上において、トップ層を巻き込む際におさえるべきポイントとは

エンゲージメント向上において、トップ層を巻き込む際におさえるべきポイントとは

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エンゲージメント向上において、サーベイ結果を踏まえて、組織開発を行う動きが加速してきていると思います。トップ層を含む上位層(部長や課長層含めて)を巻き込む際に、どんなことがハードルとなっていますでしょうか。

・そもそもエンゲージメントの重要性を理解してくれていない
・業績重視になり、施策の意義を理解されない
・もっと他に大事なことがあるだろうと一蹴される… 等

様々な理由が上がり、なかなかトップ層を巻き込まないと施策が前に進まないとご相談いただくことが増えてきています。

そのような状況下において、継続的にエンゲージメント向上を行うために、どのようなことができると良いのか、ワークショップ設計にフォーカスして3点ご紹介させていただきます。

①「正しく」、エンゲージメントについて理解する

よく上がる声としては、エンゲージメントってそもそも重要なの?といった声があがり、重要性を理解していないトップ層の方々がまだまだ多い印象です。

人事界隈の方々なので、必要性は十分ご理解いただいているかと思いますし、釈迦に説法かと思いますが、エンゲージメントとは、「従業員が組織や仕事に対して満足し、仕事の成果にコミットしている状態」ということを、具体例とともにご理解いただくことが重要です。

また、世の中でも重要視されていることと、なぜ自社で必要なのかということを、もう少し丁寧に自社の文脈に置き換えてご理解いただくことが必要と考えます。

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②業績との連動についても理解する

「エンゲージメント向上にばかり取り組んでいたらパフォーマンスが上がらない」
「業績向上ばかりフォーカスしていたらエンゲージメントが下がり疲弊してしまう」

といった、懸念の声も良く聞きます。このトレードオフ思考が最も問題と考えます。

どちらかに偏って考えるのではなく、両軸を踏まえて考えていただく必要があることもご理解いただくことが大事です。

③現状と未来についてガチ対話をする

サーベイの結果を分析していくと、どうしても低いところに目が行きがちです。
あれやこれやと問題をあげても優先順位が定まらず、結果何も解決しないという状況になりかねません。

そもそも、組織の理想的な状態ってどのような状態なのでしょうか?
トップ層や関係者とそのようなテーマで「ガチの対話」が意外とできていない企業様がよくいらっしゃいます。

大事なことは、それぞれの関係者がどうしたいか理想の状態や、立ち止まって Willを見つめなおす場を設けることが必要です。最終的にはサーベイの数字を高めていくではなく、理想の状態に向かうためのツールなのだという、正しい認識をトップ層の方々が持っていただくことが重要だと考えます。

上記の3点をおさえていただきながら、ワークショップや研修を上手く設計いただけるとより効果的にトップ層を巻き込み、エンゲージメント向上の推進がスムーズに動かせる可能性が高まるのではと考えます。