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定期健診から考える「エンゲージメントサーベイを導入する目的」とは?

定期健診から考える「エンゲージメントサーベイを導入する目的」とは?

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著者

掛井 柾樹

著者

掛井 柾樹

大学卒業後、新卒で通信会社に入社。モバイルブランドの新規立ち上げ、サービス仕様の運用・管理を担当。2023年に株式会社NEWONEに入社後は、研修をメインとした人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。社外で取り組む個人向けのコーチング経験を活かし、新入社員から管理職の方々が「変わりたいと思える場」の設計を行う。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

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いきなりですが、皆さんは、健康診断や歯科健診等の定期健診を欠かさず行っていますでしょうか?

つい先日、1年前に罹っていた歯医者から「前回の健診から約1年が経ちました。久しぶりに健診はいかがでしょうか。」という旨の連絡がありました。

虫歯等の痛みが出てこないと、どうしても歯医者に行く優先順位が下がってしまいます。
ですが、「痛くなってからでいいや」と思っていると、いざ治療が必要になったときに大変なことになります。

私たちが働いている”組織”においても、同じようなことが起こってしまっていないでしょうか。

組織において、「痛くなっている状態」「治療が必要な状態」とは、組織崩壊の可能性もありますし、欠員等で組織が抱える業務・ミッションが回っていない可能性もあります。

組織において大変なことが起こらないようにするには、どのようなことができるのかを考えてみたいと思います。
はじめに結論を述べますが、「定期的に組織の現状を客観的に見つめること」が重要だと考えます。

その理由を3つの観点でご紹介します。

①問題の早期発見と方向修正

第一に、組織のあるべき姿に対して、現状はどの位置にいて、どのようなことが問題としてギャップをつくっているのかと向き合っていくことが重要です。

そのうえで、ギャップを埋め、あるべき姿に近づくための方向修正をするために、定期的に組織の現状を見つめていきます。

➁主観を横に置く

組織の一員として働いている以上、いくら”客観的に”とはいえ、主観的なものの見方はしてしまうものです。

そのうえで、客観的に見ることができる組織調査やサーベイをもとに、組織はどのような状態かを見つめることで、客観的に見て組織の状態はどうなのかをとらえることが重要です。

③組織の変化への対応

AIを筆頭とした昨今の外部環境の変化、組織の内部環境の変化により、組織の状態も日々変化していきます。

例えば、チーム内の人間関係においても、チーム結成時と繁忙期、中途社員が一人チームに加わる等、タイミングごとにあらゆる関係性が変化していきます。

その中で、組織がどういった状態になっているのかを定期的に見ることで、どんなタイミングでも組織の状態をとらえることができます。

ここまで3つの観点で理由を述べさせていただきましたが、改めて、「定期的に組織の現状を客観的に見つめること」を行うために、どのようなことができるでしょうか。

その一つとして、エンゲージメントサーベイの導入・活用があると考えています。
最近、導入を検討されている企業様のお声をよく聞くようにもなりました。

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サーベイを通じて、組織の状態を定期的に振り返り、数値やデータに基づいた改善施策を打つことで、組織の健康を保つことができます。

定期健診と同じように、定期的に組織の現状を客観的に見つめ、組織のあるべき姿に矢印を向けていきましょう。