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エンゲージメントサーベイの効果を最大化させる!サーベイ取得後に必須の動きとは?

エンゲージメントサーベイの効果を最大化させる!サーベイ取得後に必須の動きとは?

<a href=井手口 理緒" width="104" height="104">

大学卒業後、総合人材サービス会社にて新卒採用支援のコンサルティング業務に従事。業種業界問わずベンチャーから大手企業まで幅広い企業を担当。その後DX支援の企業にてカスタマーサクセス、カスタマーマーケティング業務に従事。2023年に株式会社NEWONEに入社後は、研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員の育成体系構築から、管理職主導の組織開発まで支援。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

 「管理職の能力をあげて組織開発を加速させたい」という人事担当者からの相談が上がってくるようになってきました。「エンゲージメント向上」「キャリア自律」「心理的安全性の向上」「人的資本の最大化」と、組織開発を進めていくうえでこれらのテーマは、人事担当者の皆様にとっては、馴染み深いものになってきているのではないでしょうか。そして、それぞれの課題を解決していくうえで、エンゲージメントサーベイを取得し、管理職主導で組織開発をしていく企業様も多いのではないでしょうか。

組織開発を進めていくために、理想を描き、現状を見つめるところから始めていきましょう。

ありたい組織像を明確にする

どんな組織にもありたい姿や理想像はあると思います。
理想と現実のギャップを見るためにエンゲージメントサーベイを取得するのだと考えます。
組織がどこに向かって進むのか、を明確にするためにも、まずはありたい組織像、理想像を描きましょう。

エンゲージメントサーベイ結果から分かること

今回は1つの例としてWevoxの結果から分かることを見ていきましょう。

Wevoxではエンゲージメントを9つのドライバーで表現しています。

●ワークエンゲージメント

  • 職務
  • 自己成長
  • 支援
  • 人間関係
  • 承認
  • 健康

●従業員エンゲージメント

  • 理念戦略
  • 組織風土
  • 環境

各ドライバーごとに組織の現状スコアが確認でき、定期的にサーベイを取得することで変化が見えるようになっています。

特にワークエンゲージメントは、管理職の行動によって変化しやすいと言われています。

組織の現状を確認する際には、スコアのみを見るのではなく、スコアをもとにチーム内でコミュニケーションを取り、注力するポイントをお互いに理解し合うことが重要です。

NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。

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サーベイ取得後に実施するべきこと

エンゲージメントサーベイはダイエットにおける体重計の位置づけだと捉えています。

ダイエットをしている時に体重計に乗るだけで結果が出るわけではないことと同じように、エンゲージメントサーベイも取得するだけでは意味がありません。

そのため、サーベイ取得後には下記の行動が求められます。

  1. 結果を正しく見る
  2. 組織で対話をし、課題を見つける
  3. 課題解決のための行動を明確にし、行動する

皆様の組織ではこの3つの行動を取れていますでしょうか。

スコアに一喜一憂するのではなく、自組織のありたい姿と照らし合わせて現状を見つめ、課題と解決のための行動を明確にしていきましょう。

解決策の例

組織によって様々な課題が出てくると思います。

ここではよくある例をご紹介します。

例① メンバーの自発的な行動、提案を増やす

目指す姿

チームへの参画意識を高め、ボトムアップで提案が増えている

・Wevoxの「やりがい」のスコア上昇

・メンバーからの提案が半年間で10個出てくる

課題

メンバーが提案をしたくなるような組織風土を作るにはどうしたら良いか?

解決策

・管理職とメンバーで、どのようなチームを目指すのか、互いに意見を対話する機会を、●月までに実施する

・部会で管理職から「ボトムアップを大事にしたい」といメッセージを●月中旬までに発信する

・メンバーがボトムアップの提案した際は、管理職自ら称賛・フィードバックする、また良い事例として部全体にも共有する

例② 心理的安全性の高い風通しの良いチームをつくる

目指す姿

互いの人となりが理解しあい、気軽に声を掛け合える関係性を目指す

・「同僚との関係性」のスコア上昇 

課題

相互理解を深め、何でも言い合える組織を作るにはどうしたら良いか?

解決策

・月に1回の部会で、冒頭10分アイスレイクタイムを入れ、周りのメンバーと仕事以外のお題で話す機会を半年間作る

・お互いのプロフィール(学生時代や実は私)を、ツール上の●●に記載し、チームメンバー全員が共有する

・まずは上位者が大事なので、管理職とチームリーダー全員で●月までに対話をする

皆様の組織にも様々な課題があると思います。

今回のセミナーでは、サーベイを取得したことによって明らかになった課題に対し、どのように施策を打っていけばよいか、課題別でご紹介していきます。

ご興味ある方は是非ご参加下さい!

エンゲージメントサーベイの課題を踏まえた管理職研修設計とは第2弾!~エンゲージメント向上のための効果的な研修を考える~