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will can mustを用いてキャリアに向き合う必要性

will can mustを用いてキャリアに向き合う必要性

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著者

増富 寧々

著者

増富 寧々

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員の育成体系構築から、管理職主導の組織開発まで支援。社内では組織開発の一環としてのイベントを企画・運営を行う。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

先日、若手社員の方々に向けて、キャリア研修をご一緒させて頂きました。

3年3割といわれる中で3年目の方にキャリア研修を行う会社様が増えてきましたが、受講者様自身も、業務から離れて立ち止まり、自分自身について振り返る場や組織を客観的に見つめ直し、自分と紐づける時間を必要としていると感じております。

キャリアについて考えるときによく「will can must」というフレームを用いますが、

今回の研修でもこのフレームを用いて、それぞれの輪に一つずつ向き合う時間を設けました。ひとつずつ丁寧に向き合うことで、will can mustの重なりがないと思っていた受講者様も最後にはつながりを自己認知していく状態までもっていきます。

研修の冒頭ではストレングスファインダーを用いて、自分の強みについて明らかにしていきます。そして、関係者を洗い出し、それぞれの関係者からの期待を考えることで、自分に求められている役割を認識し、最後に自分の強みと関係者からの期待を踏まえたうえで、ありたい姿を考えていくというような流れになっています。

研修開始時には、

・仕事を楽しむことができていない
・自分のイキイキとした未来を描くことができない

というような意見が出ておりましたが、研修後には、

・自分の強みを活かしながら会社でどのようにあるべきなのかを言語化することができた
・期待を考えたときに自分が求められていることが分かったので、自分の役割を認識したうえで行動していきたい

というような意見を頂くことができました。

それぞれの受講者様でおかれている環境は異なりますが、今の自分で/今の環境で何をすれば自分が充実したキャリアを描くことができるのか考える時間を設けるだけでも受講者様の変化のきっかけになると思います。

忙しいからこそ本人たちが立ち止まる。それが離職を防ぎ、働き甲斐を高めるうえで大切だと感じます。