組織サーベイを使って組織変革の第一歩を踏み出すには

「サーベイを取っているけどイマイチ活用できていない」「どう読み解けばいいのかわからない」「スコアに一喜一憂して終わってしまう」このようなお悩みを抱えている企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。

組織サーベイは組織の現状を可視化するツールとして機能しますが、とりあえず取っているだけ・・という人事様の声もよく聞かれます。

そこで先日、組織変革の第一歩として、管理職を対象とし、管理職の意識を変え組織変革のための具体的なアクションにつなげることを目的として組織サーベイを活用した組織変革のワークショップを実施させていただきました。

ワークショップ前半は、社会の変化から自組織に起きている変化や自分自身に求められている役割について考えていただきました。

課題を洗い出すフェーズでは「MVVを掲げているけど行動できているのだろうか」と現状に目を向けて素直な意見が飛び交い、解決策を検討するフェーズでは「自分たちから動けることはまだまだありそうだ」という前向きな言葉が多く挙がっていました。

後半は、実際に組織サーベイの結果を分析し、自社、自組織の現状を見つめていただき、今後やるべきことを考えていただきました。

最初はスコアに目が向きがちでしたが、そのスコアになっている要因は何か、どういう行動をしてしまっているのかお互いに深掘りをしていただき、真因に目を向けていただく時間になっていました。

その後お互いの現状を確認しながら今後のアクションを決めていただきました。

ワークショップを通して、管理職同士の横のつながりもでき、1人で課題を抱えているわけではないことを実感していただきました。

今回は管理職を対象として組織変革のためのワークショップを実施させていただきましたが、管理職のみで組織変革できるわけではありません。

リーダー層、メンバー層を巻き込みながら対話をしていくことが組織変革に必要な次のステップだと考えています。

今後全社として組織変革を行っていく一歩目として良い機会になったのではないかと感じています。