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大きく変化する「働く環境」 一歩踏みだしていますか

大きく変化する「働く環境」 一歩踏みだしていますか

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

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(株)NEWONEの上林です。
弊社は2017年9月に設立し、今年で丸5年を迎えました。

設立5年の生存確率が15%だとも言われているベンチャー業界で、
この5年を過ごせたのは、お客様をはじめ多くの方々のご支援があってこそであり、心より感謝しております。

そういった5年を振り返り、この業界の中で後発でもある我々が見える現状の人材開発業界や今後の展望についてまとめてみたいと思います。

激変する「働く環境」

業界の中で後発である我々NEWONEは、社会に対して価値を提供するために、2つのことを大事にしてきました。

1つ目は、変革の先頭を走ること。
設立時の2017年は「働き方改革」という言葉が急速に広がった年ですが、個人と組織の関係性が変化し始め、働く環境が大きく変化した5年間でした。
その中で我々は、設立当初から「エンゲージメント」という言葉の積極発信を行い、その後も、新入社員育成の新しい在り方、テレワークマネジメント、キャリアに対する考え方、オンボーディング、人的資本、と時代の先をよんで、積極的に商品化を行い、展開してまいりました。

2つ目は、お客様であるクライアント企業と並走すること。
変化が起こっている時代は、前例や正解がない状態です。
そのような中、100社あれば100社の課題があるように、各社の状況や課題を踏まえて、共に並走しながら、未来のあるべき姿に向けて、一つ一つ支援をしてまいりました。

この2つを大事に取り組んだ結果、
激変する働く環境に関して、”新しく””生々しい”情報が入りやすく
我々自身も学ばせていただきながら、お客様や社会に対して価値を提供してまいりました。

NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。

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5年後は今と同じであるはずがない

この5年間で大きな変化はありましたが、様々なお客様と向き合う中で、
5年後の未来も今とは全然違う状況になっていることを非常に感じます。

◎人材流動化の更なる加速
転職だけでなく、副業なども含めた流動化が当たり前になってきましたが、5年先を見据えると当然さらに加速されるでしょう。
そうなると、新入社員や中途社員をじっくりと時間をかけて育成する、というスタイルは環境的にマッチしづらくなり、できるだけ早く、そしてしっかりとオンボーディングできるかが大事になってきます。

◎キャリアは個人のものであり、個人と組織の関係性は対等に
プロティアンキャリアという言葉も広がりましたが、今まで会社が所有者のように捉える人もいた個人のキャリアが、どんどんと個人のものであり、個人の責任であるという考えが浸透していくでしょう。
そうなると、個人に対して良質なキャリア支援ができる組織であるか、言い換えると、個人にとってどのようなスキルや手応えが得られるかを明らかにできるかが大事になり、ビジネスモデルや新しい部署を作る際に、従業員がどのようなスキルや手応えを得られるかも考えることが当たり前になってくるでしょう。

◎多様な人が働く前提でのスキル開発
コロナ禍でテレワークが進みましたが、これからさらに、働き方や雇用形態、働く価値観が様々になってくるでしょう。また、個人のキャリア意識が高まると、個人の専門性も高まってくると予想されます。
そうなると、多様なメンバーがいかにコラボレーションするかが重要であり、ダイバーシティ&インクルージョンやチームビルディング力が大事であり、それはマネジャーのスキルだけでなく、一人ひとりがそういったスキルを持つことが大事になってきます。

◎存在意義と提供価値があらゆるレベルで明確に
この5年でパーパスという言葉も一般化し、企業は社会の中で、何のために存在し、どのような価値を出していくのかが大事になってきました。従業員サイドも、ただ金銭を得るためではなく、何のために働くのか、自分は何に貢献しているのかを考えることも増えました。
それに加えて、人材流動化が激しくなると、”どの会社に所属しているか”も大事ですが、”どのチーム(部署)に所属しているか”もさらに大事になってきます。
そうなると、存在意義や提供価値は、会社単位で考えるだけでなく、チーム単位でも明らかにし、メンバーに浸透していくことが必要です。これからは、チームという最小単位が、働く個人にとってより大事になってくると思われます。

大きく変化する「働く環境」 一歩踏みだしていますか

5年先を見据えると、さらに大きく変化する環境。
社会全体として変わっていくであろうし、各個人の意識も変わってくるでしょう。
そういった中で、企業などの組織は、これらの変化にできるだけ早く対応することが重要です。

そこへの一歩として、NEWONEでは、
人事の皆さまに、先頭に立って組織をより良くしていただきたいと思い、

NEWONE HR Academy
人的資本を活かすための戦略人事の学校
というスクールを設立いたしました。

前例のない未来に対して、1人で対応するのではなく、他社も含めた皆で対話をすることを大事にしており、
また、理論を学ぶだけでなく、それ以上に実行力を高めることを大事にしています。

変化する未来に対して、まず第一歩を考えている方、是非ご参加いただければと思います。

NEWONE HR Academy 人的資本を活かすための戦略人事の学校
~学んで終わりではなく実行力の高い人事を育てる~

▼詳細・お申込みはこちら
https://new-one.co.jp/seminar/hr-academy/


■プロフィール
上林 周平(kambayashi shuhei)

大阪大学人間科学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
官公庁向けのBPRコンサルティング、独立行政法人の民営化戦略立案、大規模システム開発・導入プロジェクトなどに従事。
2002年、株式会社シェイク入社。企業研修事業の立ち上げを実施。その後、商品開発責任者として、新入社員〜管理職までの研修プログラム開発に従事。
2003年より、新入社員〜経営層に対するファシリテーターや人事・組織面のコンサルティングを実施。
2015年より、株式会社シェイク代表取締役に就任。前年含め3年連続過去最高売上・最高益を達成。
2016年、若手からのリーダーシップを研究するLeadership Readiness Lab設立し、代表に就任。
2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、エンゲージメントを高める支援を行う株式会社NEWONEを設立。
米国CCE.Inc.認定 キャリアカウンセラー