NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
目次
エンゲージメント向上において、サーベイ結果を踏まえて、組織開発を行う動きが加速してきていると思います。対話を重ね、施策を1回だけ実施して終わりではなく、継続して行う必要がありますが、
- 本当に継続していて意味があるのか感じられない
- 時間をかけて対話をしているが、メンバーの変化をあまり感じられない
- 対話の場が慣れてきてマンネリ感があり、あまり効果を感じられていない
等、エンゲージメントサーベイの導入後、徐々に慣れ、創意工夫をしながら活用されている定着のフェーズでご相談いただくことが増えてきています。
そのような状況下において、対話を継続的に行うために、弊社で開発している対話ツールCocolaboを活用いただいた企業様でメンバーのエンゲージメントが向上した事例がございます。具体的な効果を3点記載します。
効果① 「知らなかった情報としての相互理解」から 「働くことへのポジティブな感情共有」でより深く相互理解が深まる
通常の対話は、メンバー間で趣味や週末取り組んでいることを知ると親近感が湧き、距離が縮まることで、表面上知らなかった情報が分かることが一般的かと思います。対話ツールCocolaboを活用することで、どんなチームで働くのが理想か? 今の職場への問題意識と共に何を大事にして仕事をしたいか? もっとチームが良くなるために、実はやった方が良いと思っていることは何か? というテーマで対話できる仕様になっていますので、仕事やチームへの一人ひとりの出していなかった想いをより深く理解することにつながります。
効果② 「なかよし心理的安全性」から 「妥協点の高い心理的安全性」へつながる
最近は、リモートワークの普及により、個業化が増えて、人とコミュニケーションが減り発言に躊躇するような組織も多くあります。そのような組織で、対話ツールCocolaboを活用することで、より良いチームを作るために、現状の組織課題を率直に語り、打ち手を自由に出し合い、“いいね”と横の関係で賛同しあうことで、より良いチームという高い妥協点を目指したコミュニケーションを行うことが可能です。
効果③「管理職が降りてきて優しくしてもらう体験」から 「メンバーの視点が上がる疑似昇格体験」へつながっている
人は見るべき視点で、意欲が変わると言われていますが、昇格すると、視点がかわり、エンゲージメントが高まるように、視点の高い対話ができると、昇格と同じような体験をすることでエンゲージメントが高まると考えます。
例えば、対話ツールCocolaboを活用することで、上司と共に組織課題を対話する機会を通じて、会社やチーム全体の視点になり、メンバーが視座を高め、より高い視座で対話をする経験ができることにつながります。
実際にワークショップと職場での実践をふまえた参加チームの中で、エンゲージメントサーベイを終了時に実施したところ、15チーム中9チームが総合スコアが平均4.4上昇しました。内訳で見ると、支援が12チーム上昇、平均4.4。人間関係が11チームで平均3.7上昇という結果を出している企業様もいらっしゃいました。
上記の効果と結果を踏まえると、対話を重ね、施策を1回だけ実施して終わりではなく、中長期的に継続して行う必要があります。
管理職やリーダー層に対話の武器(ツール)を提供できるとより効果的に対話の場づくりを推進できる可能性が高まるのではと考えます。