NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
4月に新入社員の方々を迎え入れて2か月ほどが経ちました。
多くの企業様が新入社員研修を実施されたと思いますが、そろそろ配属の時期に差し掛かってきているのではないでしょうか。
毎年、多くの人事様から「研修での学びを定着させ、活躍促進させたい」という声をいただきます。
今回は、新入社員研修での学びを継続し、配属後にさらに活躍するための方法を考えていきたいと思います。
学びの定着・継続、さらなる活躍のためのポイントは大きく2つあると感じています。
1つ目は「新入社員自身が経験学習サイクルを回す」こと、2つ目は「周囲からのサポート体制を整える」ことです。
経験学習サイクルを回す
1つの経験から内省を行い、持論化し、また実践していくサイクルを経験学習サイクルと呼びます。新入社員のみならず、仕事をしていくうえで重要となる考え方です。
新入社員自らが経験学習サイクルを回し、自分自身の成長を加速させていくことが重要です。
弊社でご提供している研修の中でも経験学習サイクルを取り扱い、1つのワークやシミュレーションから自分の行動を振り返って内省し、持論化をするステップを踏んでいます。
研修内での学びを内省し持論化することで配属後の実践に役立ちます。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
周囲からのサポート体制を整える
言わずもがなですが新入社員1人で完璧に仕事を行えるわけではないので、周囲からのサポートは必要不可欠です。
新入社員がさらに活躍するためには、ただ業務支援を行えばいいのではなく、新入社員がどのような思い・価値観を持って働いているのか、を知ったうえで成長支援を行っていくことが重要です。
先日、新入社員とメンターの方の合同研修を実施させていただきました。午前中はメンターの方々にメンターの役割や新入社員研修で新入社員の皆様にお伝えしている内容をお伝えし、自分自身の役割についてご理解いただきました。午後は新入社員も合流し、メンターと新入社員で相互理解を深める時間としました。お互いの大事にしている価値観についての対話やモチベーション曲線を用いながら、お互いの深い部分まで理解いただきました。
その後、一緒に1年間の成長計画を立て、具体的なアクションプランを定めていきました。
アクションプランを拝見すると、新入社員が描く理想像とリンクした内容となっており、新入社員自身がこれからの仕事が楽しみになっている様子が見受けられました。
新入社員自身が自分自身で成長していくことはもちろん必要ですが、周囲の先輩社員が新入社員自身や新入社員が思い描く未来を理解し適切にかかわることができる環境を整えることが重要だと感じた1日でした。
ぜひ新入社員の皆様と新入社員の育成にかかわる皆様が同じ方向を向ける環境をつくってほしいなと思います。