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働きがいと働きやすさに関する調査の関西版を公開

「仕事・職場に関するアンケート」調査を533名の20代~40代の会社員を対象に実施いたしました。今回は集計データをもとに、地域ごとで価値観の差があるのかを比較し、特に関西地方と関東地方で差があったデータを公開いたします。

調査背景

当社にて2024年4月に発表した「“推せる職場”に関する定量調査」において、自分が働く職場を「働きがいを感じ、働きやすい職場」と回答した方は、全体の18%という結果でした。そこで、今回のレポートでは、2024年5月に実施した新たな「職場に関するアンケート」のデータに続き、推せる職場をつくるための要素である働きがいと働きやすさを高める要因について、ランキング形式で公開しました。(働きがい・働きやすさが上がる要因をランキング形式で公開)今回は、同データを使い、関西地方の特徴について、紐解いていきます。

調査サマリ

  1. 関西地方で働く人は、ワークライフバランスを重視する割合が関東地方より低い
  2. 関東地方で働く人の働きがいが上がる要因は、周囲との人間関係構築を重視している傾向があることが明らかに

働くうえで重視すること

「ワークライフバランスを重視する」という選択をしている方が関東地方で51%に対して関西地方は34%となっており、比較すると割合が少ないことが分かりました。また、「何よりも楽であることを重視」という設問においても、差が見られました。関東地方で働く人が21%の回答だったことに対して、関西地方で働く人は31%の人が仕事において、「負荷・ストレスが少ない」「時間が短い」「家から近い」ことを重視しているという結果となりました。

働くうえで重視することに対する各項目の回答者数と割合

働きがいが上がる要因

関東地方で働く人の働きがいが上がる要因は、「仕事をする中で達成感を得ている」「自職場の提供価値は意味あるものだと感じている」「今の仕事は自身の成長につながっていると思う」等、仕事の意味や価値、成長についての数値が高い傾向があります。関西地方で働く人は、最も多かったのが「これからも自職場の仲間とともに価値を生み出していきたい」となり、全体の傾向として“仲間とともに”“ロールモデル”“互いに意見を”など周りと関係しあう項目が「働きがい」の上位にランクインしており、より周囲との人間関係構築を重視している傾向が見られます。

関東地方・関西地方の働きがいと各項目の相関係数

調査概要

調査対象:株式会社マクロミル運営サイトに登録している社会人533名
調査期間:2024年5月15日~16日
調査委託先:株式会社マクロミル
調査方法:インターネットでのアンケート
集計方法:クロス集計
※本調査結果をご利用の際は「NEWONE調べ」のクレジット記載をお願いいたします。

今後の展望

当社では、これまで培ってきた人材育成・組織開発のノウハウを活かし、関西地方での研修・コンサルティングサービスを今後強化してまいります。この度、東京本社で定期的にオフサイト実施している「人事の交流会」を、大阪でも実施することが確定いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。東京開催では、大変好評いただいており、毎回参加していただく人事の方もいらっしゃいます。普段はなかなか知ることができない他社のリアルな状況を知りたい、今回公開したような調査データをはじめ、人事領域のトレンドを知りたいなどのご要望に添えるイベントとなっておりますので、ご興味のある方はぜひお問合せください。
詳細・申込URL:https://new-one.co.jp/seminar/kansai/

プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000038467.html

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