組織・人材開発事業部

稲里 拓都
(Inazato Takuto)

稲里 拓都(Inazato Takuto)
  • 恩返し
  • 手触り感

Q1:自分が楽しいと感じ、かつ強みを発揮しているとき(こと)について教えて下さい

#恩返し

自分が受けた恩を、その人に返せた瞬間はもちろん、別の組織や個人に、恩返しできたと感じられるときに喜びを感じます。

私は不器用で、人との関係性構築も得意なタイプではないので初手からつまずくことも多いです。

そんな中でも、自分以上に自分の可能性を信じ、期待をかけてくれた人たちのおかげで、なんとか一歩踏み出し、理想の状態に向けて前進することができてきました。

そういった自分が受けてきた恩を、他の誰かに返すことで、その誰かが理想に近づいていく様子を見られた瞬間は、他では得難い嬉しさを感じます。

#手触り感

個別具体的な組織や個人の思考/感情を掴み、理想の実現に貢献できたと感じたときにやりがいを感じます。

新卒では大手メーカーの人事職としてキャリアをスタートしましたが、「モノを作ったことも売ったこともない中で、人の採用や育成に携わること」への違和感からベンチャーの人材営業職に転職しました。

現場の泥臭さや葛藤を経験し、拠点責任者に昇進後は、10名弱の小さい組織でありつつも、自拠点の採用/育成/評価を担うようになりました。

そのとき初めて、「人・組織の成長が事業成長に繋がる」という手触り感を得ることができ、「人・組織の成長に貢献することへのやりがい」を実感することができました。

その後のキャリアでも、本社人事から事業部人事へと手挙げで異動するなど、「レバレッジが効く仕組み構築」よりも「泥臭い現実に向き合い、一歩でも前進させること」の方が自分の性分に合っていると感じています

Q2:お客様ひいては社会に提供していきたい価値は何ですか?

これまでの人事/事業、両面での経験を活かし、「組織のエンゲージメントを向上させること」によって、「事業とその事業に属する個人の理想の実現」に貢献したいです。

その中でも特に「営業組織のエンゲージメント向上」には強い関心を持っています。

自分自身、2社目で初めて営業職に挑戦したときは、苦労はありつつも、周りの環境にも恵まれ、人生で一番充実していたと言えるほど、やりがいに満ちた時間を過ごすことができました。

一方で、自分がマネジメントとして関わってきたメンバーや、人事として見てきた組織においては、必ずしも私のように営業という仕事に誇りとやりがいを持つ人たちばかりではありませんでした。

むしろ「人事やマーケティング、事業企画といった他職種へ異動するまでの下積み期間」といった捉え方をしている人も少なくありませんでした。

自分に仕事の面白さを教えてくれた営業という仕事への恩返しを行う意味でも、「営業という仕事に誇りとやりがいを持つ個人」を増やしていきたいと思っています。

Q3:人生のミッションについて教えて下さい

「個を生かし、自己効力感を高める環境づくりに貢献すること」です。

「事業を伸ばすために、人・組織に対してできるアプローチ」を大きく分けると、「人・組織が持つ能力を伸ばすアプローチ(5の能力を10にすること)」、「人・組織が持つ能力を最大限発揮させるアプローチ(10ある能力を10発揮させること)」の2つがあると思っています。

私は後者のアプローチを重視しており、というのが、「人・組織が全力で能力を発揮できる(発揮したいと思える)環境づくり」ができていれば、その環境に属する個人は、仕事へのやりがいや、自己効力感を持つことができ、自ずと、自身の能力の成長に繋がる行動を取り始めると考えているためです。

これまでの人事/事業、両面での経験を活かし、「理論と実践の両軸を押さえた人材/組織開発支援」を行っていくことで、上記ミッションを実現させていきたいです。

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