私自身前職などで15年以上、研修や人事施策を開発し、様々な企業様に提供する仕事を行ってきました。
その頃から、一人ひとりの特性や強みを引き出し、高いパフォーマンスを発揮できるようにしていくことをコンセプトとしていたわけですが、時折、どうにもならないような矛盾を感じることがありました。

そもそも我々の仕事は、企業からの依頼である以上、「高いパフォーマンスを“組織内で”発揮できる人材を育てる」ということが大前提となります。
しかし、“組織内で”という前提条件があるため、個人よりは組織を優先せざるを得ません。そのため、個人の特性や強みが組織に適さない場合、どうしてもその部分に蓋をして、その組織に合わせざるを得ないことが起きてきます。すると、個人の特性や強みを生かせないどころか、一人ひとりのパフォーマンス発揮を阻害している要因になったり、最悪の場合、離職につながってしまったりすることがあります。
「いったい、この根幹には何があるのか」と考えたとき、今までの組織の在り方では、結局のところ「組織の中に人を当て込み、出ないようにする」という思考から離れることはできず、この思考自体が一人ひとりのパフォーマンス発揮や自律性の発揮を妨げている要因ではないかと考えるようになりました。

そうした中、出会ったのが「エンゲージメント」という概念です。
「組織の枠に人を当て込み、出さないようにする」のではなく、「個人の力の最大化を組織が行う」といった発想に転換していけば、人も組織も高いパフォーマンスを発揮できる理想的な状態をつくりだせるのではないか。発想を転換して、今までのサービスに無かったような、いい意味でタブーに切り込むような、そんな新しい商品、新しい価値をたくさん生みだせる会社をつくりたいと、2017年に立ち上げたのが株式会社NEWONEです。

いかにして優秀な人材を採用するのか、離職を防いで組織への定着を図るのか、創造的な価値発揮を強化し、組織の生産性を高めていくのか、メンタルダウンする人を減らしていくのか…、今、日本企業は様々な組織人事課題に直面しています。
しかし、これらの課題を一つ一つ解決していこうとしても、根本的解決には至りません。これらの組織課題は、高度成長期に確立した人と組織についての考え方を引きずったままでいるために起きているものばかりだからです。
今、必要なことは、人と組織についての考え方を更新することです。そして、これらの課題解決のセンターピンとなる考え方こそ、人と組織・仕事が対等につながるエンゲージメントであり、我々は今まで多くの企業様と共にエンゲージメントを高めるための取り組みを行ってまいりました。

これからも、“すべての人に「働きがい」を”という想いにまっすぐに、多くの組織がエンゲージメント高い状態であるために、様々な支援ができればと願っております。

株式会社NEWONE
代表取締役社長
上林 周平

【プロフィール】
大阪大学人間科学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
官公庁向けのBPRコンサルティング、独立行政法人の民営化戦略立案、大規模システム開発・導入プロジェクトなどに従事し、2002年、株式会社シェイク入社。
企業研修事業の立ち上げを実施し、商品開発責任者として新入社員~管理職までの研修プログラム開発、新入社員~経営層に対するファシリテーターや人事・組織面のコンサルティングを実施。
2015年より、株式会社シェイク代表取締役に就任。前年含め3年連続過去最高売上・最高益を達成。
2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、エンゲージメントを高める支援を行う株式会社NEWONEを設立。
プライベートでは、3児の父親で子育てに奮闘中。
米国CCE.Inc.認定 キャリアカウンセラー