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一行読書:リーダーシップの原点は、やはり常に「自分の価値観を示す」というところにあり、フォロワーのあるなしは、打ち立てた自分の価値観が生み出す結果に過ぎない

NEWONEの山口です。

“リーダーシップの原点は、やはり常に「自分の価値観を示す」というところにあり、フォロワーのあるなしは、打ち立てた自分の価値観が生み出す結果に過ぎない”
『リーダーシップでいちばん大切なこと』酒井穣(著)

当書は、ビジネスにおけるリーダーシップ論ではなく、人生という広いフィールドでのリーダーシップについて語られています。

一般に、リーダーシップとは「価値観を示し、人を巻き込む力」と言われており、リーダーとは、そうした力を持った人のことを指します。

リーダーシップと言えば、実利につながりやすいため、主に後半部分の「人を巻き込む力」に注目がいきがちですが、今回の一行では、リーダーシップの本質は「自分の価値観を示す」という部分にあると主張されています。

リーダーの価値観は、作品や物語といった、アウトプットとして残されることがあります。
当書で紹介されている例として、美術史における偉大なリーダーであるフィンセント・ファン・ゴッホは、「絵」で自分の価値観を示していました。

そんなゴッホですが、生前は1枚しか絵が売れなかったようです。この事実から、ゴッホは死後に多くのフォロワーができたということ、
またリーダーシップは、リーダーの死後も時間を超越して発揮されていくことが分かります。

つまりリーダーは、現時点で多くのフォロワーがいるかどうかでは測ることができません。
自分の価値観を示すことができている人をリーダーと呼ぶのでしょう。

どうしてもフォロワーがいないと「自分の行動・考えは間違っているのではないか」と、不安を感じることが多いでしょう。
キャリア選択のような大きな決断を迫られる時は、特に不安だと思います。
しかし、選択の基準を「フォロワーの有無」にするのではなく、その選択は「自分の価値観に従っているか」にすることで、結果として、フォロワーができていくのではないかと思います。

※「一行読書」について
株式会社NEWONEでは、「仕事そのものが面白いから働く20代を増やす」というミッションのもと、当事者である20代のメンバーを中心に、「Project NEW20’s」を運営・推進しています。
本コラムはProject NEW20’sの企画の1つであり、「働き方」「20代」「モチベーション」「主体性」「エンゲージメント」「幸福」等のテーマで書かれた著書から、20代の仕事が面白くなるヒントや、20代の能力開発のヒントとなる一行をご紹介しています。
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