#コラム

ワークライフバランスの先に 〜島暮らし1年目を振り返って〜

こんにちは、山野です。2019年最初のコラムです。

2018年は東京を離れ、仕事と暮らしの拠点をローカルに
シフトさせるという点で、変化の大きい一年だったなと思います。

人口約2300人のまちで暮らしていますが、自分の日々の暮らしが
誰の仕事に支えられているか、自分の仕事は誰に届けられるのか、

そこに浮かぶ「顔が見えやすくなった」ということを、年末には
よく色んな人に話していたような気がします。

そこには、ローカルを生かした学びの場をつくるという
自分の仕事が影響している部分も多少あるかもしれません。

そういう意味では、仕事と暮らしを別々のモノとしてバランスを
取るのではなく、むしろ重なりをつくっていくことを意識した
1年であったかもしれません。

#東京で働いていたときの「ワークライフ・バランス」のイメージ

#移住後の「ワークライフ・バランス」のイメージ

ワークライフ・バランスより、ワークライフ・インテグレーション
という感じでしょうか。

これは、どっちが良い、どっちが悪いという話ではないですし、
人によって好みは分かれると思います。

仕事と、暮らしの両面で「顔が見える関係」があるからこそ、
やりがいや、エネルギーが湧く部分もあれば、

仕事とプライベートの境目がなくなることによって
ある種の「息苦しさ」のようなものを感じることや、
視野が狭くなってしまうこともあります。

(移住って、長続きしないことも多いのが現実です)

どのようにパワーを配分していくべきか、
移住2年目も試行錯誤していきたいところですが、
バランスとしては、大きくこんな風に考えています。

先ほど書いたように、lifeとworkが交わる部分も多く、
それぞれを厳密に整理することは難しいのですが、

ローカルでの本業を軸に、副業などで都会やグローバルにも
視野を広げながら仕事をしていくことで、本業に還元したり、
時折やってくる「息苦しさ」のようなものをガス抜きしていく
ことにつながるかもしれません。

縦軸を逆にしたら、都会でバリバリ働く人も、
もしかしたらこのマトリクスを転用できるかもしれません。

これを書きながら改めて思ったのですが、大切なのは、
ワークとライフを、バランスさせていくことではなく、
ワークとライフを、インテグレーションしていくことでもなく、

一つひとつを循環させながら、相乗効果を出せるように工夫を
していくことなのかもしれません。

ということで、2019年も頑張っていきたいと思います。

 


■プロフィール
山野 靖暁(yasuaki yamano)
1991年生まれ/大阪府出身
株式会社シェイクに新卒で入社後、研修開発やコンサルティング営業に従事、
多くの企業の人材育成、組織開発に携わり、株式会社NEWONEの創業期にも関わる。
シェイク退職後、イギリスの大学院シューマッハカレッジへの短期留学を経て、
2018年3月より島根県の隠岐郡海士町に、暮らしと仕事の拠点を移す。
地域や、海外をフィールドにした課題解決型学習のコーディネートなど、
高校、地域、行政、民間企業等と連携しながら教育の魅力化に取り組んでいる。
最近のテーマは「他者との関わりの中で、その人らしさが生まれる学びの場」