こんにちは。NEWONEの山田です。
日々感じたことを“描い”ていこうと思います。
先日、ある企業様の中核人材であるリーダー層の研修を行いました。
そこでは求められる理想の姿をはじめ、
リーダーシップとは何たるかを様々なActivityを体験しながら、
自分自身と向き合って頂く時間でした。
参加者のある方が、こんなことを最後におっしゃいました。
業務におけるありたい姿は、上司とも確認しあっているし、
今までの仕事でも描くことはしてきている。
しかし、30半ばになるが、
自分の人生のありたい姿を考えたことは一度もなかった。
また、ある方はこうおっしゃいました。
自分の仕事の進め方のスタイルは、陸上で例えるなら、
短距離100メートル走を何本もスピーディーに行っている瞬発力勝負であった。
今回のように、くどいほど何度もありたい姿が何なのかを考え続けることは、
未だかつてなかった経験だった。1日で飽きてしまい、もう毎日嫌だった。
しかし、終わってみて今、その大事さがわかった。
人それぞれ、生きてきた背景をも違い、
同じ経験をしたとしても感じることは様々です。
参加者の皆さんの率直な感想から、
自分自身がこうありたいと望む姿を描くことのパワフルさを
改めて感じ取ることが出来ました。
一人ではなかなか考えることが出来ないことでも、
仲間同士で影響しあい、相手と自分自身との違いを感じ、
最終的には自分自身に響くものが結局、身体に染み入るように残ります。
研修をファシリテートさせていただく中で、
様々なテーマや目的をもって実施させていただきますが、
どのようなものであったとしても、
「自分自身がどうありたいか、どうしたいのか」の問いが残るものですね。
自分自身が何のためにこの世にいるのか、自分の使命は何か、
改めて考えてみてはいかがでしょうか。
■プロフィール
山田 静香(shizuka yamada)
大学卒業後、大手人材サービス会社にて法人営業・秘書・経営企画を経験後、
営業部門マネジメントに携わる。
2006年シェイクに入社。リーダーシップ開発・組織開発プログラム等のファシリテーションを実施。
エグゼクティブ(パーソナル)コーチングやシステム(関係性)コーチングアプローチでの
組織開発なども実施している。また、管理部門責任者としても組織運営に携わる。
現在は、シェイク・NEWONEファシリテーターとして活動しながら、
可能性の開花を意図するBloomingColorを設立し、人々のそれぞれにもつ色が
表現されるための支援(パステル曼荼羅アーティストとしてワークショップの開催や
フラワーエッセンスセラピスト)も行っている。