「自信とは何か」

こんにちは。NEWONEの木村です。

最近の嬉しいニュースは、娘が靴を履いて、自力で歩けるようになったことです。

妊娠中に公園をお散歩しながら、小さな靴を履いて一生懸命歩く子供を見て、「ちっちゃいなぁ。可愛いなぁ」と思っていましたが、実際に子供が生まれてからは、その光景に至るまでにどれだけの道のりと苦労があるのかを知り、当時は小さく見えていた子供たちが、ものすごく成長した大きな存在に見えるようになりました。

2ヶ月前には靴を履くことを嫌がり、靴のマジックテープを目の前ではがすだけで号泣していた娘。保育園のお散歩では、靴下のままレジャーシートの上に座って、近くの草や土を触って遊んでいました。
そんな日を半月ほど続けた頃、お友達が靴を履いて楽しそうに歩いている様子に刺激を受けたのか、おうちの中では自ら歩く練習を始め、お外でも次第に靴を履くことを嫌がらなくなり、ついには自分から靴を履かせてと催促するようになりました。

靴を履いてのお散歩も、始めのうちは保育園の先生やママと手をつないで恐る恐るでしたが、1週間も経たないうちに、その手を放し、自分ひとりでスタスタと歩き出すようになりました。
今では、支えようとする私の手をうっとおしそうに払いのけるようになり、娘の急激な心の成長に、母として少し寂しさを感じるほどです。

娘がひとりでスタスタと歩けるようになったことに感動すると共に、何よりその時の娘の嬉しそうな様子が印象的でした。
「私、ひとりで歩けるよ!ほら、見て見て!」と言わんばかりの満面の笑みで、自分で自分に拍手を送りながら、本当に楽しそうに歩いています。

誰にも何にも掴まらずに、ある一定の距離を歩けたその日から、娘の成長スピードは加速度を増したように思います。
そして、恐る恐る踏み出す一歩から、堂々と自信を持った力強い一歩に変わっていきました。

そんな娘を見てふと自分の中に湧いたキーワードが「自信」でした。

何かをきっかけに「自信」を持つことで、心も行動も変化する。
大人も子供も関係なく、「自信」とはものすごいパワーを持ったものだと、改めて感じました。

皆さんは、自信がありますか?
そもそも「自信」とは、一体何でしょうか?

自信とは字の如く、「自分を信じること」だと私は考えています。

では、自分の何を信じるのか。

私は20代の頃、勢いだけはありましたが、全く自信がありませんでした。
それでも自信がないことを悟られたくなくて、常に気を張って、一生懸命大きく見せようと必死でした。
今思えば、そんなことも当時の先輩や上司はすべてお見通しだったのでしょうが・・・。

何か特別な技能があるわけでもなく、できることといえば、コツコツ努力すること。1つ1つ愚直に積み上げることだけでした。

1つ1つの地道な積み上げは、開花するまでにものすごく長い時間を要します。その間、自分のやっていることは本当に正しいのか、実は全く意味のないことをしているんじゃないか、自分のやり方は間違っているんじゃないかと、不安になることはしょっちゅうでした。

しかしながら、社会人生活も10年を過ぎた頃、次第にその意識は変わってきました。

コツコツ努力し続けることこそ1つの才能だと思えるようになったのです。

私の自信(自分に対して信じられること)。
それは、絶対に途中で投げ出さないということです。
成果を出せるまで、完遂するまで、絶対に逃げず、向き合い続ける。

それはとても苦しく大変なことです。
逃げたくなることも、何度もありました。

それでも「ここで逃げたら自分で自分を許せなくなる」と己を奮い立たせ、絶対に逃げない。

それを何年も揺るぎなく続けたことで、ようやく仕事の仲間やパートナー、お客様から「信頼」を少しだけ得られたと思っています。

信頼は一度得られたら終わりではなく、少しでも気を抜くと一瞬で崩れ去るもの。
だからこそ、次もまたその信頼を崩さないように、そして、さらに信頼を積むために、
より高いハードルが課せられます。

これを繰り返していくことで、自分と相手に向き合い続け、絶えず自分を磨き続けるサイクルが回るのだと私は考えています。

自信を持つ。自分で自分の「何か」を強く信じ続ける。

自分の何を信じるのか?
その「何か」を信じ続けるために、何をするのか?

この答えを自分なりに見つけ、行動し続けることで、壁にぶち当たったときや苦しいとき、逃げ出したくなったときに、自分を支える源になるのではないでしょうか。

母になった今、自分のことを信じるだけでなく、「娘の可能性」を誰よりも信じる存在でいたいと、強く思う今日この頃です。

 


■プロフィール
木村 陽子(yoko kimura)
大学卒業後は星野リゾートに就職。
全国各地を転々とし、ホテル、旅館、リゾート施設の接客サービスに従事。
入社3年目に最年少で初の女性ディレクターに就任。
1年間で売上、集客、顧客満足度共に過去最高を記録。
2010年、日本サッカー協会で事務系の仕事に就く。
仕事をする傍ら、グロービス経営大学院で経営学を学び、3年半をかけてMBAを取得。
2011年、株式会社シェイクに入社。
人材育成や組織開発、職場実践等の、研修プログラム開発に携わる。
また、新人・若手・中堅層の研修を中心に、ファシリテーターとしても活躍。
2017年2月に女児を出産。仕事と育児の両立を目指し、日々奮闘中。

 

関連記事

  1. スタートアップに入社したからこそのおもしろさ

  2. 「決め手に欠ける」という話 〜20代のキャリア論として〜

  3. イマドキの新人は背中を見て育つ? ~「弱さを力に変える」という発想~

  4. そろそろ新入社員研修というものを考え直してみたい

  5. 人の可能性は想像を超える

  6. 強みを伸ばすのか、弱みをつぶすのか? 〜二項対立を超えて〜