「自分の頭や意思で考え、伝えようとする力が弱い」

はじめまして。NEWONEの養會です。

入社してから約1か月間、
企業様の新人研修の場に立ち会わせていただく機会が多くありました。

新人研修を行う目的として、「学生から社会人へのスイッチの切り替え」「“わかる”と“できる”は違うということ」「成果を出すための考え方を知る」などが挙げられますが、研修の場を通して受講者の方が成長していく姿や喜んでくださる姿を見て、私も早く成長して、会社や社会に貢献できるようになりたいと強く感じました。

そこで、今年度の新入社員はどういう傾向であるかを
企業によってのカラー、個々人による違いがあることを前提に考察しました。

2018年度新入社員の時代背景は、
小中学校の学習内容が3割低削減、授業時数の縮減、完全週5日制、絶対評価制などの取り組みをした「ゆとり教育」真っただ中の教育を受け、様々な「SNS」が急激に普及、世の中に情報が溢れている「情報化社会」になり、携帯一つで知りたい情報が簡単に手に入るという環境で育ちました。

このような環境に育ってきた2018年度新入社員の特徴は、
素直で真面目で、人の話に耳を傾け、メモも取り、それを自分のものにしようと吸収する姿勢があります。また与えられたものをやり切ろうとし、言われたことを改善しようとする粘り強さもあると感じました。

その一方で、
「自分の頭や意思で考え、伝えようとする力が弱い」と感じています。

このように感じた背景として、
言われた事に対しては100%考えるけれど、研修やワークを通して何を得たいのか、どういう場にしたいのかなど正解がないものに対して考える力が弱いと感じました。
また、グループワークをすると、自分から率先して意見を出す人が少ないという傾向もあります。

情報化社会になったことで、携帯一つで知りたい情報が知れる時代になり、
自分の頭で考える機会が極端に減ったことが原因として考えられます。

また、自分の頭で考え、意見があったとしても
「この意見は正解なのだろうか?間違っていたら恥ずかしいな。」と感じ、
人前で自信を持って自分の意見を伝えるのが苦手な傾向があります。

日本人は子供の頃から個人が周りに合わせるようにする風潮があります。その結果、社会的な体裁であったり、周りからの評価を気にして、自分の意見ではなく、“正解”(ビジネスに正解はないという前提だが、ここでいう正解は発言した意見が評価されること)を探すのだと考えています。

私も昔は、正解を探してしまうことがよくあり、人に言われたことしかやらず、自分の頭で考えて行動することはあまり多くありませんでした 。

就活を通して今まで無意識だったものが、課題だと認知でき、
常日頃から、「今、していることは何のためにしているのだろう?」や街に出たときに新しい店ができていたら「なぜここにこの店ができたのだろう?」と常に無意識で考える習慣をつけようとしました。

まずは、上記のような考え方をしていることを認知し、
「相手は何を期待しているのか?」「この仕事をやる目的は何なのか?」など
相手に聞いてばかりではなくて、自分の頭でしっかりと考え、
その上で、常にホウレンソウをすることで、すり合わせていくことを習慣付け、
間違っている点はフィードバックをもらい改善する。このサイクルを回していくことが考える力を養うことに繋がるのではないでしょうか。

私自身も社会人になってまだ約1ヵ月なので、
「自分自身まだまだだなぁ」と感じることが多い毎日です。

その中で、研修を通して“量質転化“という言葉にとても惹かれました。
誰よりも量をこなし、G-PDCAサイクルを回すことで、量を質に変える。

少しでも早く成長して、会社、社会に貢献できるように走り続けようと思います。

関連記事

  1. 働き方改革を推進するにあたり、最初に受容すべき多様性は何か

  2. イノベーションのコンテストを開催しました。

  3. 「変人」が社会を変える

  4. 「働き方改革」時代の管理職が持つべきビジョン(3)

  5. イマドキの新人は背中を見て育つ? ~「弱さを力に変える」という発想~

  6. ビジネスにおける「アート」と「サイエンス」