若手社員の差が出るポイント ~逆算思考①~

NEWONE上林です。

いつでも圧倒的に成果がでる若手社員と、そこそこの若手社員。
その違いは何か?と問われるとどう答えますか。

新入社員の育成の場合、同じスタートラインなので、
自発性がある人、素直な人、など、
汎用的な議論はしやすいと感じます。

一方で、社会人になって数年が経つと、
職種が違ってきたりするので、
どの職種でも共通して持つべき考え方、
仕事の進め方を定義することは難しくなってきます。

熱意があっても、イマイチな成果だな、
淡々としているけど、どんな仕事でも成果を出してくるな、

この差は何でしょうか。

目的意識がある、人を動かすことができる、など、
たくさんあると思いますが、そのうちの一つとして、
「逆算思考」が徹底できるかどうか
が、今まで多くの若手・中堅・管理職社員を見る中で、
感じることがでもあります。

■逆算思考とは
ゴールを起点にやることを決める考え方。
ゴールを先に想定して、そこに到達するためには、
どのように進めていくかを逆算して、
アクションプランに落としていきます。

■一方で、その逆は、積み上げ思考になり、
今を基準にやることを決めていく考え方。
現状から出発し、今できることを精一杯やり、
その最終的な到達点をゴールとします。

例えば、忘年会の幹事を任された場合、

達成すべきゴールを明確にして、
前日までに、●●をし、
3日前に、リマインドメールを送るので、
●日前に、全体告知をし、
告知で上手くいくために、
△日前にキーパーソンと企画のすり合わせを行い、、

というのが、逆算思考で、

積み上げ思考の場合、
忘年会の幹事でやるべきことという観点から、
会場探し、費用の決定、企画の検討、告知
というように、思いつくものから洗い出していくようなイメージです。

もちろん、それぞれメリット・デメリットはあります。

積み上げ思考の場合、
自分が思いつくことからできるので、一歩目の行動がしやすい
一つひとつできることから行い、決め切らないので、柔軟に計画を立て直しやすい

などがあげられる一方で、

逆算思考の場合は、
最終成果に向けて、最短距離で進めることができ、効率的である
今の自分の枠組みを超えて考え、想定以上の打ち手が見つかる可能性がある

というメリットがあります。

このようにみると、
いかなる環境でも、確実に成果を出すためにも、
また、「働き方改革」の流れの中で、
より生産性を向上させるためにも、
「逆算思考」を使いこなせるようになることは大事なことだと感じます。

とはいっても、若手社員や中堅社員が、
いつでも「逆算思考」ができているかというとそうではない。

よくよく見ていると、そう感じることが多いです。

では、その阻害している要因は何でしょうか。

大きな要因としては、
①できているつもりになっている
②心理的ブレーキが発生する
③しなくても良いのではと頭の片隅で考えている

があると思います。

これらの阻害要因を認識して、乗り越えることが、
自らの生産性を向上し、成果を出していく上で、大事である中で、
次コラムから一つひとつまとめていきたいと思います。

 


■プロフィール
上林 周平(kambayashi shuhei)

大阪大学人間科学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
官公庁向けのBPRコンサルティング、独立行政法人の民営化戦略立案、大規模システム開発・導入プロジェクトなどに従事。
2002年、株式会社シェイク入社。企業研修事業の立ち上げを実施。その後、商品開発責任者として、新入社員~管理職までの研修プログラム開発に従事。
2003年より、新入社員~経営層に対するファシリテーターや人事・組織面のコンサルティングを実施。
2015年より、株式会社シェイク代表取締役に就任。前年含め3年連続過去最高売上・最高益を達成。
2016年、若手からのリーダーシップを研究するLeadership Readiness Lab設立し、代表に就任。
2017年7月、「和×人材育成」をコンセプトにした和の大学株式会社を設立。
2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、生産性向上やイノベーションなどを支援する株式会社NEWONEを設立。
米国CCE.Inc.認定 キャリアカウンセラー

 

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